コースセッティングの潤滑油
ご無沙汰しております。
いよいよ、来週からAbemaTVツアー開幕戦Novil cupが始まります。
コースセッティングは、
AbemaTVツアーはNovil cup
ツアーは東建ホームメイト
ツアー選手権
ダンロップ・スリクソン福島オープン
RIZAPKBCオーガスタ
パナソニックオープン
HEIWA・PGMチャンピオンシップ
三井住友VISA太平洋マスターズ
を担当致します。
AbemaTVツアーに関しては、Novil cup以外にも携わる動きになるかもしれません。
今年はワールドランキングにも反映されますので、しっかりとしたホールロケーションをすることが大切だと思います。
ここからは思う事です。
これだけボールが曲がらない時代になっているのに、なぜカップを傾斜に切るんだろうと不思議に思います。
PGAの中継を観ていても、端には切れど、傾斜には切っているのを見たことがありません。
そして、グリーンを難しくするのは速さではありません。硬さ(コンパクション)です。
いくら速さが出ても、グリーンがソフトな状態(22前後)であれば、どこからでも止まる状態になります。
それを2パーセント以上の傾斜に切ってパットを入りづらくするのはナンセンスだと強く思っています。
色々なトーナメントに関わり、色々な皆様の思いを受け止めセッティングしているつもりです。
そして、その思いをが素晴らしいトーナメントになってほしいというものであると信じてます。
日本ツアーで戦っている選手達が海外に行ってもすぐに戦える、そこを考えてセッティングするのが、今の私達の与えられてる使命。
365日のたった7日間ではありますので、主催者、開催するコース関係者の方々は色々と大変だと思います。
私が潤滑油になっていけたら本望です。
男子ツアー、
どうぞ宜しくお願い致します。